無線

無線と有線の速度を徹底比較:Wi-FiとLANの最適解

無線通信と有線LANを対比し、速度と安定性の違いを視覚的に示したイメージ

無線と有線の速度って、結局どっちが速いの?ここ、気になりますよね。Wi-Fiの理論値はどんどん上がっているし、有線LANは安定ってよく聞くしで、判断がややこしくなりがちです。

しかも、同じ回線なのに速度テストをすると数値がバラついたり、Wi-Fiが遅い原因が分からなかったり、オンラインゲームでPingが跳ねたり、Web会議が途切れる原因に悩んだり…「今の環境で何を変えればいいの?」が見えにくいんですよね。

理論値と実測値の差、ラグやWeb会議の途切れなどネットの不安定さを示す図

この記事では、無線と有線の速度差が生まれる仕組みから、LANケーブルのカテゴリ選び、2.4GHzと5GHzの違い、メッシュWi-Fiや中継器まで、あなたの状況に合わせて最短で改善できる考え方をまとめます。数字はあくまで目安として、失敗しにくい手順で整理していきます。

  • Wi-Fiの理論値と実測のギャップが起きる理由
  • 有線LANが安定する仕組みとボトルネックの見つけ方
  • LANケーブルカテゴリや周波数帯の選び方のコツ
  • 用途別に無線と有線を使い分ける最適解

無線と有線の速度を徹底比較

平均速度ではなく通信のブレが体感品質を左右することを示すグラフ

まずは「なぜ速度差が出るのか」を腹落ちさせます。ここが分かると、回線・ルーター・端末・ケーブルのどこを直すべきかが一気に見えやすくなりますよ。

Wi-Fiの理論値と実測

距離・壁・干渉・端末性能によってWi-Fi速度が低下する仕組みの図解

Wi-Fiの速度って、カタログで見る理論値と、あなたの家で出る実測(スピードテストの結果)が別物になりやすいです。理由はシンプルで、無線は空間を共有していて、状況によって「使える幅」が変動するからなんですよね。

理論値は「理想条件での上限」

理論値は、端末とルーターが同じ規格に対応していて、電波が強くて、干渉が少なくて、チャネル幅も広く取れていて…みたいな“理想の条件”を重ねたときの上限に近い数字です。Wi-Fi 6(802.11ax)でよく見かける「最大9.6Gbps」みたいな数字も、このカテゴリーです。

ただ、ここで誤解しやすいのが、理論値は「あなたがスピードテストで毎回出せる数字」じゃないということ。むしろ、毎回出せるなら奇跡寄りです。客観的な裏付けとして、Wi-Fi 6(802.11ax)が9.6Gbit/s級のデータレートを扱う、という説明はIEEE側の解説にも出ています(出典:IEEE Standards Association『The Evolution of Wi-Fi Technology and Standards』)。

実測が落ちるのは「空間の現実」を食らうから

実測は、壁・距離・干渉・同時接続台数・端末のアンテナ性能・省電力制御など、現実の要素を全部食らいます。だから、同じルーターでもリビングと寝室で速度が違うのは普通ですし、同じ部屋でも時間帯で変わることがあります。

特に家庭で効いてくるのは、次の4つです。

  • 距離:離れるほど電波が弱くなり、速度が下がりやすい
  • 遮蔽物:コンクリや金属、家具・家電で減衰し、再送が増える
  • 干渉:近所のWi-FiやBluetooth、電子レンジなどで空中が混む
  • 端末性能:スマホ/PCのアンテナ数、チップ世代、OSの省電力が影響

私の感覚としての目安ですが、Wi-Fiの実測は「理論値の半分以下」になることも珍しくありません。逆に条件が揃うと数Gbps級が出ることもあります。大事なのは“理論値で勝負しない”ことです。

「遅い」の正体は速度よりも“安定しない”ことが多い

Wi-Fiの悩みって、実は最大速度よりも「ブレ」や「瞬間的な落ち込み」が原因になりやすいです。例えば動画がたまに止まる、会議がたまに途切れる、ゲームがたまにラグる。これって平均速度がそこそこでも、瞬間的に再送が増えたり、チャネルの取り合いで待たされたりすると起きます。

だから、対策の方向性としては「ピークを伸ばす」より、最低ラインを底上げしてブレを減らす方が、体感改善に直結しやすいですよ。

端末側の“見落とし”チェック

あと、端末側の制約も大きいです。スマホは省電力優先でアンテナ数が控えめだったり、PCでも内蔵無線がエントリー寄りだと伸びません。Wi-Fiルーターが最新でも、相手側が古い規格だと、そこが上限になります。

ここ、地味だけどめちゃくちゃ多い落とし穴なので、私は次の順番で見ます。

5GHz対応確認や端末比較などWi-Fi不調時の診断手順を示した図

チェックの順番(私のおすすめ)

  1. 端末が5GHzに対応しているか(対応していても設定で2.4GHz固定のことがある)
  2. ルーターと端末の距離が近い場所で測って“上限の雰囲気”を掴む
  3. 端末を変えて測る(スマホとPCで差が大きいなら端末要因が濃い)
  4. ルーターの世代・設置場所・同時接続台数に手を入れる

これで「何が効いてるか」が見えやすくなります。

有線LANが安定する理由

電波干渉を受けず低遅延で通信できる有線LANの特性を示す図

有線LANが強いのは、電波の取り合いがなくて、物理的に“線”でつながっているからです。無線は同じ空間をみんなで使うので混雑や干渉が起きますが、有線は基本的にその心配が少ない。これだけで安定性はかなり変わります。

有線の強さは「安定」と「遅延の読める感じ」

体感で差が出やすいのは、速度そのものよりも「ブレ」と「遅延」です。動画が止まる、音が途切れる、オンラインゲームで急にラグる、Web会議で声が途切れる――この辺は、安定してパケットが届くかが効いてきます。

無線は、空中で待ちが発生したり、電波状況が一瞬悪くなって再送が増えたりします。これが「一瞬止まる」の正体になりやすい。一方で有線は、ケーブルが正常ならその揺れが少ないので、体感が安定します。

有線LANが向いている用途

  • オンラインゲーム(遅延とパケットロスを減らしたい)
  • Web会議(声や映像の途切れを減らしたい)
  • 大容量のアップロード/ダウンロード(転送を安定させたい)

全二重っぽく使えるのが強い(体感の話)

家庭内の話としては、有線は送受信を同時に扱いやすく、安定した帯域を確保しやすいです。Wi-Fiは状況によって送受信の取り回しが不利になり、混雑や同時接続が増えるほど影響を受けやすい。ここが「家族が使い始めた瞬間に重くなる」につながりがちです。

有線でも遅いときは“どこかが詰まってる”

ただし、有線でも「どこかが100Mbps止まり」みたいなボトルネックがあると遅くなります。ケーブルだけ良くしても、PC側のLANポートやルーター側のポートが古いと上限が決まるので、そこは後半でチェック方法をまとめます。

注意:有線でも、ケーブルの断線・コネクタの接触不良・極端な折り曲げで不安定になることがあります。速度が突然落ちたときは、まずケーブル交換で切り分けるのが安全です。最終的な判断は専門家にご相談ください。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

LANケーブルカテゴリの速度

Cat5e・Cat6・Cat6AなどLANケーブル規格ごとの性能比較表

LANケーブルはカテゴリ(CAT)で性能が分かれます。ここを雑に選ぶと、回線やルーターが速くてもケーブルが足を引っ張ることがあります。

カテゴリは「将来の上限」を決めやすい

たとえば1Gbps(1G)環境ならCat5eでも足りますが、10Gbps(10G)まで見据えるならCat6Aを選ぶ方が安心、みたいな考え方です。もちろん家庭内の配線長や機器構成でも変わるので、数字はあくまで一般的な目安として捉えてくださいね。

カテゴリ 一般的な目安 相性が良い用途 よくある落とし穴
Cat5e 最大1Gbps級 1Gbpsの基本運用 10Gbps狙いだと不安が残る
Cat6 1Gbps〜状況により上振れ 家庭の配線更新の定番 長距離・10G目的だと選び方が難しい
Cat6A 最大10Gbps級 10Gbpsを視野に入れる ケーブルが太めで取り回しが固い
Cat7/8 より高速(環境次第) 短距離での性能重視 家庭では“過剰”で費用対効果が落ちやすい

家庭用途なら「迷ったらCat6かCat6A」

家庭用途なら、迷ったらCat6かCat6AでだいたいOKです。短い距離で取り回すならCat6Aにしておくと、後で回線や機器を更新してもムダになりにくいかなと思います。

速度が出ないときの“ケーブル以外”チェック

PC・ルーター・ハブ・ONUのどこが速度低下原因かを示す構成図

ケーブルを良いものにしても、次がボトルネックだと伸びません。

  • PC/テレビ/ゲーム機のLANポートが100Mbpsのまま
  • ルーターのLANポートが1Gbps止まり
  • スイッチングハブが古い規格
  • ONU/ホームゲートウェイ側が上位プランに未対応

「何を変えると伸びるか」を当てるには、機器を一つずつ“直結”して測るのが確実です。手間はかかるけど、遠回りに見えて一番早いです。

物理的な扱いも大事(折り曲げ・引っ張り)

注意点として、ケーブルは規格だけじゃなくて、コネクタの精度や断線、折れ曲げでも品質が落ちます。ドアの隙間に挟んでいたり、机の脚で踏んでいたり、椅子で毎日こすれていたりすると、徐々に不安定になります。速度が急に落ちたなら、まずは別のケーブルで試すのが手っ取り早いです。

Wi-Fi遅い原因と対策

 

ルーターの悪い設置例と良い設置例を比較した図

Wi-Fiが遅い原因は、だいたい「距離」「遮蔽物」「干渉」「混雑」「機器の世代」のどれか(複合も多い)です。ここを一つずつ潰すのが最短ルートです。

原因を“体感症状”で切り分けると早い

私は、まず症状から当たりを付けます。ここ、気になりますよね。

よくある症状と原因の当たり

  • 特定の部屋だけ遅い:距離・遮蔽物・設置場所の問題が濃い
  • 夜だけ遅い:回線混雑(回線側の影響)や家族の同時利用が濃い
  • たまにプツッと止まる:干渉・混雑・再送が増えている可能性
  • スマホだけ遅い:端末性能・省電力・接続バンド固定の可能性

まず試す順番(おすすめ)

  1. ルーターの置き場所を変える(床置き→棚、壁際→部屋の中央寄り)
  2. 5GHzに切り替える(届かない部屋は2.4GHzに戻す)
  3. 同時接続台数を減らして比較する
  4. ルーター/端末の規格が古くないか確認する

2.4GHz帯の混雑は“遅い”より“不安定”になりやすい

干渉で多いのは、2.4GHz帯の混雑です。近所のWi-Fi、Bluetooth機器、電子レンジなどが重なると、スピードだけじゃなく安定性が落ちます。もしあなたがBluetoothイヤホンの音飛びも感じているなら、2.4GHz帯の混雑が絡んでいる可能性もあります。

このあたりの「電波干渉」や「ノイズっぽい不安定さ」の切り分けは、別記事でより深くまとめています。気になる場合は、Bluetoothノイズ対策で音割れと音飛び解消も参考になります。

ルーターの置き方で“勝手に改善する”ことがある

Wi-Fiルーターって、ついテレビ台の裏や床に置きがちなんですが、ここが詰んでるケースが多いです。電波って、壁だけじゃなくて家電・配線・金属棚でも反射や吸収が起きます。だから私は、まず「棚の上」「部屋の中央寄り」「周囲に空間がある位置」を試します。これだけで速度が倍くらい変わることもあります。

回線側の問題も混ざるので、断定はしない

速度が遅い原因は、Wi-Fiだけとは限りません。回線側の混雑や、プロバイダ側の経路、端末の性能・設定も絡みます。ここを一発で決め打ちするのは危険なので、スピードテストは複数回・複数時間帯で見るのがおすすめです。

注意:業務や重要用途で「絶対に落とせない」場合、家庭内の改善だけでは限界があります。最終的な判断は専門家にご相談ください。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

2.4GHzと5GHzの違い

到達距離と速度の違いを2.4GHz帯と5GHz帯で比較した図

2.4GHzと5GHzは、「届きやすさ」と「快適さ」のトレードオフです。ざっくり言うと、2.4GHzは壁に比較的強いけど混みやすい、5GHzは速いけど遮蔽物に弱い、という性格です。

2.4GHzは“遠くまで届くけど混む”

2.4GHz帯は、壁や床を越えやすい傾向があるので、家の端の部屋までつながりやすいです。だけど、同じ帯域を使う機器が多いので混みやすい。混むと「速度が落ちる」だけじゃなくて、通信の順番待ちが増えて一瞬止まりやすいのが厄介です。

5GHzは“快適になりやすいけど遮蔽物に弱い”

5GHz帯は、干渉が少なく取り回しが良いことが多いので、速度も安定性も上がりやすいです。私は基本、同じ部屋か隣の部屋くらいなら5GHzを優先します。逆に、壁を何枚も挟む場所や、家の端っこは2.4GHzに切り替えた方がストレスが減ることが多いです。

悩んだらこう考える

速度が欲しい場所は5GHz、つながり続けてほしい場所は2.4GHz。これで一回決めてみると整理しやすいですよ。

「自動切り替え」が万能ではない理由

最近のルーターは、2.4GHzと5GHzを同じSSIDにして自動でつなぎ替える仕組みも多いです。これは便利なんですが、家の構造や端末によっては「2.4GHzに張り付いてしまう」こともあります。もし「近いのに遅い」なら、一度SSIDを分けて、意図的に5GHzへつなぐと改善することがあります。

結局は“あなたの家で安定する組み合わせ”が正解

ちなみに、5GHzでも混雑する環境はありますし、ルーターの性能差も出ます。大事なのは「理想の規格」より「あなたの家で安定する組み合わせ」を探すことです。ここが見つかると、Wi-Fiのストレスが一気に減ります。

無線と有線の速度を最適化する

ここからは実践パートです。速度テストで現状を正しく見て、用途別に“勝ちやすい構成”へ寄せていきます。無理に全部を有線にしなくても、ハマるポイントだけ押さえれば快適になりますよ。

速度テストでMbpsとPing

 

下り・上り・Ping・ジッターの意味を説明した速度テスト図

速度テストを見るとき、下りMbpsだけ見て「速い/遅い」を決めちゃうのはもったいないです。オンラインゲームやWeb会議では、Ping(遅延)や上り、そして安定性が効きます。

下り・上り・Pingを“用途”で見る

例えば動画視聴は下りが効きますが、会議や配信は上りも重要です。ゲームはPingと安定性が効きます。だから「下りが速いからOK」とは限らないんですよね。

見ておくと判断が速い項目

  • 下り:動画視聴やダウンロードの快適さ
  • 上り:Web会議、配信、クラウド同期
  • Ping:ゲームの反応、会議の遅延
  • ブレ:数字の上下が激しいほど不安定

比較のコツは「同条件で差分だけ見る」

私がよくやるのは、同じ端末で「有線」「Wi-Fi(5GHz)」「Wi-Fi(2.4GHz)」を同じ時間帯に測って、差分だけを見るやり方です。回線の混雑は時間帯で揺れるので、比較は同条件でやるのがコツです。

さらに精度を上げるなら、測る場所も固定します。たとえば「ルーターの近く(上限確認用)」「普段使う部屋(実運用用)」の2点で測ると、改善の方向性が見えやすいです。

数字は目安、ゴールは“困りごとが減ったか”

数字はあくまで目安です。重要なのは「あなたの用途で困る症状が減ったか」。ここをゴールにすると、機器更新のムダ買いも減ります。

注意:測定サイトやアプリによって結果が変わることがあります。正確な比較をしたいなら、同じ測定方法で複数回測り、傾向で判断するのがおすすめです。最終的な判断は専門家にご相談ください。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

オンラインゲームは有線推奨

Wi-Fiと有線LANでのゲーム遅延の違いを比較したイラスト

オンラインゲームは、最大速度よりも「低Ping」「パケットロスが少ない」「ブレない」が効きます。だから、私は基本的にゲーム機やゲーミングPCは有線推奨です。

ゲームは“速い”より“乱れない”が正義

Wi-Fiでも快適に遊べるケースはあります。ただ、家族が同時に動画を見始めたり、電子レンジが動いたり、近所の電波が混み始めたりすると、ラグが発生ことがあるんですよね。こういう“たまに起きる事故”がしんどいなら、有線が強いです。

特に対戦ゲームだと、「一瞬の遅れ」が致命傷になることがあります。ここは速度の平均値じゃなくて、瞬間的な遅延やパケットロスが効きます。だから私は、ゲームだけはケーブルで逃がすのが一番ラクだと思っています。

有線でも詰まるポイント(ここが多い)

気をつけたい落とし穴:有線にしても、ルーターのポートが100Mbpsだったり、スイッチングハブが古かったりすると意味が薄れます。スペックは一式で揃えて初めて効果が出ます。

「有線にしたのに伸びない」ってときは、ゲーム機がつながっている先のハブや壁のLAN配線、またはONU側がボトルネックになっていることがあります。面倒でも、一回ルーター直結で測ると結論が出ます。

Wi-Fiが速いのにゲームだけ不安定なとき

もし「Wi-Fiが速いのにゲームだけ不安定」なら、速度より遅延・安定性の問題かもしれません。切り分けの考え方として、無線の混雑や干渉の話が関係してくるので、無線の基礎としてBluetoothと無線の違いを解説も、読み物として役に立つはずです。

最終的には“勝ち筋”で組む

私は、ゲーム環境は「勝ち筋を潰さない構成」に寄せます。具体的には、ゲーム機は有線、ルーターは可能なら安定した場所に置く、回線が不安定なら上位プランや機器更新を検討する。お金をかける前に、まずはケーブル一本で改善するかを見るのが良いですよ。

Web会議が途切れる原因

Web会議で上り回線と安定性が重要であることを示す図

Web会議が途切れる原因は、だいたい「上りが詰まる」「遅延が跳ねる」「一瞬のパケットロス」が絡みます。下りが速くても、上りが細かったり、Wi-Fiの状態がブレていると、声がロボ化したり映像が止まったりします。

会議は“上り”と“安定性”が想像以上に大事

在宅勤務やWeb会議って、動画を「見る」よりも「送る」割合が増えます。マイク音声、カメラ映像、画面共有、チャット…これらは上り方向も使います。だから、下りだけ強くても、上りが詰まると途切れやすいんですよね。

家庭でありがちな「本人は何もしてないのに詰まる」

在宅でありがちなのが、会議中に家族が動画を見始めたり、クラウドが同期し始めたりして、上りが混むパターンです。これ、本人のPCは何もしてないのに起きるので、地味に厄介なんですよね。

会議前に効く対策

  • PCを可能なら有線LANにする
  • Wi-Fiならルーターに近い部屋へ移動する
  • 不要な同期(クラウド/更新)を一時停止する
  • マイク・カメラ設定を必要十分に落とす

地味に効く“設置と環境”の整え方

Web会議は、Wi-Fiの設置や環境の影響を受けやすいです。たとえば、ルーターのすぐ横に金属ラックがあったり、壁の裏に分電盤があったり、電子レンジの近くだったりすると、じわじわ不安定になります。もし会議が頻繁なら、ルーターの置き場所を「会議のために最適化する」だけで改善することがあります。

仕事用途は“保険”をかけた方が安心

仕事で重要な会議があるなら、最終的には「安定する構成」を優先してほしいです。判断に迷う場合は、ネットワークに詳しい人や、回線事業者・機器メーカーのサポートなど専門家に相談するのが安全です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

注意:会社のセキュリティ要件やネットワークポリシーがある場合、自己判断で機器を変更すると問題になることがあります。最終的な判断は専門家にご相談ください。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

メッシュWi-Fiと中継器

中継器とメッシュWi-Fiの設置イメージ比較図

家が広い、壁が多い、ルーターの置き場所が制約される――こういうとき、メッシュWi-Fiや中継器が候補になります。ポイントは「電波を強くする」より「家の中の基地局を増やす」発想です。

中継器は“置き方”で成否が決まる

中継器は導入コストが抑えやすい一方、置き場所が悪いと逆効果になりやすいです。よくある失敗が「つながらない部屋に中継器を置く」パターン。そこはそもそも電波が弱いので、弱い電波を中継しても弱いままなんですよね。

置き場所のコツ

中継器は「つながらない部屋」に置くんじゃなくて、ルーターと問題の部屋の“間”に置くのが基本です。弱い電波を弱いまま中継すると、伸びません。

メッシュWi-Fiは“家全体の平均点”を上げやすい

メッシュWi-Fiはシステムとして最適化されやすく、家全体のストレスを減らしやすい印象があります。複数台で家中をカバーして、端末が移動してもつながりやすいように制御してくれるので、「どの部屋でもそこそこ快適」を目指すなら相性が良いです。

結局、最強は“有線と無線の併用”になりやすい

ただ、最終的に安定性を取り切りたいなら、固定機器は有線、動く機器はWi-Fi、という併用が強いです。全部をWi-Fiで解決しようとして苦しむより、要所を有線に逃がす方がラクなことも多いですよ。

導入前の注意点(ムダ買い防止)

メッシュや中継器は、環境によって効き方が変わります。だから「とりあえず買う」より、まずはルーターの置き場所やバンド切替で改善できるかを試してからの方が、失敗しにくいです。最終的な判断は専門家にご相談ください。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

無線と有線の速度まとめ

固定機器は有線、移動機器はWi-Fiという最適構成を示した図

無線と有線の速度は、「理論値」だけを見ると分かりにくいけど、実際は判断軸を分けるとスッキリします。私は、安定性や遅延が重要な機器は有線移動したい機器や台数が多いところはWi-Fi、このハイブリッドがいちばん失敗しにくいと思っています。

結論はシンプル:固定は有線、移動はWi-Fi

「無線か有線か」で悩むより、「その機器は動くのか、安定が必要か」を基準にすると、迷いが減ります。ゲーム機・固定PC・テレビは有線で固める。スマホ・タブレット・IoTはWi-Fiで運用する。これだけで、体感のストレスがかなり減るはずです。

結論:迷ったらこの方針

  • ゲーム機・固定PC・TVは有線LANで固める
  • スマホ・タブレット・IoTはWi-Fiで運用する
  • Wi-Fiは5GHz優先、届かない場所は2.4GHzに逃がす
  • 家が広いならメッシュWi-Fiも検討する

数字は目安。あなたの家での正解は“比較”で決める

数値は環境で変わるので、ここでの速度はあくまで一般的な目安です。あなたの家での最適解は、速度テストで比較して“困りごとが減るか”で決めるのが確実です。

そして、機器更新や配線工事など判断が難しい場合は、無理に自己判断で突っ走らず、最終的な判断は専門家にご相談ください。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

プロフィール画像

レオ

Wireless Tech Note は、無線・Bluetooth・Wi-Fi・通信技術を、公式情報や規格を基に分かりやすく解説する技術ブログです。 仕組みや背景を丁寧に整理し、一次情報へ戻れる安心できる解説を目指しています。 保有資格:第一級陸上無線技術士、基本情報技術者

-無線