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FMトランスミッターの音質は悪い?おすすめ3機種と選び方

FMトランスミッターの音質が悪いと言われる理由とおすすめ3機種を解説するスライド

FMトランスミッターを探していると、「音質が悪いって本当?」「ノイズが多くて後悔しない?」「結局どれを買えばいい?」と迷いますよね。しかも、スペックの良い機種を見つけても、いざAmazonで探すと売っていないことがあります。

結論から言うと、FMトランスミッターはAUXやUSB、車載Bluetoothへ直接つなぐ方法より、音質面では不利になりやすいです。ただし、適切な周波数を選び、ノイズが入りにくい状態で使えば、ドライブ中に音楽やPodcastを楽しむ用途には十分使えます。

FMトランスミッターは直接接続に劣るが車内で音楽を楽しむには十分な音質であることを示すスライド

私も15年以上前、以前乗っていた車でロジテックのLAT-FM311UWHというFMトランスミッターを使っていました。シガーソケットから電源を取り、USBメモリの音楽を再生できるモデルです。飛び抜けて高音質という印象ではありませんでしたが、普通に車内で音楽を楽しむには十分でした

現在の車はカーオーディオがBluetoothに対応しているため、私はFMトランスミッターを使っていません。だからこそ、「誰にでもFMトランスミッターをすすめる」のではなく、必要な人が購入しやすく、用途に合ったモデルを選ぶことが大切だと考えています。

この記事では、無線回路設計者の視点から音質が決まる仕組みを解説したうえで、現在購入しやすいことも重視して、おすすめを3機種に絞りました

  • FMトランスミッターの音質が悪く感じる理由
  • ノイズを減らす周波数と音量の決め方
  • Amazonなどで購入しやすいおすすめ3機種
  • 自分の車に合ったFMトランスミッターの選び方

先におすすめ3機種

音質や機能を重視するならSEIWA BTF110、安くコンパクトに導入するならカシムラ KD-218、シンプルで選びやすい定番モデルならエレコム LAT-FMBT02BKがおすすめです。

特にBTF110は321chの周波数選択とAUX出力を備えているため、今回の「音質」というテーマでは最も紹介しやすいモデルです。

FMトランスミッターの音質が悪くなる理由

FMトランスミッターの音質は、本体の性能だけで決まるわけではありません。スマホからトランスミッターまでのBluetooth通信、FMへの変換、周囲の放送局、車側のFMチューナー、電源、スピーカーまで複数の要素が関係します。まず仕組みを知ると、製品を買い替えるべきなのか、設定を変えるだけで改善できるのかが見えてきます。

FMトランスミッターは本当に音質が悪い?

音質だけを比べると、FMトランスミッターは最も有利な接続方法ではありません。

Bluetooth対応モデルの場合、スマホの音声はまずBluetoothでFMトランスミッターへ送られます。その音をトランスミッター内部でFM信号へ変え、電波として送信します。そして車側のFMラジオで受信し、再び音声へ戻してスピーカーから再生する仕組みです。

Bluetooth対応FMトランスミッターの流れ

スマートフォン → Bluetooth → FMトランスミッター → FM電波 → カーラジオ → アンプ → スピーカー

スマホからBluetooth、FMトランスミッター、FM電波、カーラジオ、スピーカーへ音声が流れる仕組み

AUX接続なら、FM電波へ変換する部分を省いてカーオーディオへ音声を渡せます。純正BluetoothもFMラジオを介しません。

そのため、静かな環境で細かな高音域、音の広がり、余韻まで聞き比べれば、FMトランスミッターが不利になるのは自然です。

ただ、車の中にはロードノイズ、タイヤ音、風切り音、エアコンの風音などがあります。高級ヘッドホンを静かな部屋で聴く環境とはまったく違いますよね。

なので、私の感覚では高音質オーディオを追求する用途には向かないものの、ドライブ中に普通に音楽を楽しむ用途なら十分使えるという位置付けです。

Bluetoothの数字だけでは決まらない

FMトランスミッターの商品ページを見ると、「Bluetooth 5.0」「Bluetooth 5.1」といった数字が目につきます。

ここで、「Bluetooth 5.1なら4.2より高音質なのでは?」と思うかもしれません。しかし、Bluetoothのバージョン番号だけで音質を判断するのはおすすめしません。

Bluetoothの音声品質には対応する音声方式や製品の回路設計などが関係します。そしてFMトランスミッターの場合、そのあとにFMへ変換して送信する工程があります。

つまり、Bluetoothの世代が新しい=FMラジオから出てくる音まで必ず良くなる、という単純な関係ではありません

Bluetooth自体の仕組みについては、Bluetoothの仕組みと周波数を解説した記事で詳しく紹介しています。

◆ワンポイントアドバイス

FMトランスミッターを選ぶとき、私はBluetoothのバージョンよりも、まずFM周波数をどれだけ選べるかを見ます。FM区間で混信してしまえば、その前段のBluetooth仕様が良くても快適には聞けないからです。

FMトランスミッターの音質はBluetoothのバージョンより選べる周波数の多さが重要であることを示すスライド

ノイズが音質を悪く感じさせる

FMトランスミッターで「音質が悪い」と感じる原因の中には、音楽データそのものの品質よりも、ノイズの問題がかなり含まれています。

たとえば、「サーッ」という音、「ザーザー」という雑音、別のラジオ放送が小さく混じる状態です。

FM放送との混信

最初に考えたいのが、周囲のFM放送との混信です。

FMトランスミッターは車内という短距離で使うための小さな電波を出します。一方、FM放送局は広い地域へ放送を届けるために電波を送っています。

近い周波数に強いFM放送が存在すると、当然ながら小さなトランスミッター側は不利です。

自宅周辺ではきれいに聞こえていても、旅行中に別の地域へ入った途端にノイズが増えることがあります。その場所では、同じ周波数の近くを別のFM局が使っているのかもしれません。

全国共通で「この周波数なら一番音が良い」という数字はありません

実際の探し方については、FMトランスミッターのノイズが少ない周波数の探し方で詳しく解説しています。

車の電源から入るノイズ

シガーソケットやUSB端子から電源を取る機器では、車の電源系統からノイズが回り込むことがあります。

車内にはUSB充電器、カーナビ、ドライブレコーダー、DC-DCコンバーターなど複数の電子回路があります。条件によっては、こうした回路から発生したノイズが音へ影響する可能性があります。

「スマホを充電するとジーッという音が増える」という場合は、一度充電ケーブルを外して確認してみてください。

それでノイズが減るなら、FM周波数ではなく電源側を疑った方がよいでしょう。

Bluetooth側の音切れ

ザーザーではなく、再生が一瞬止まる、プツプツ切れるという症状なら、Bluetooth側も確認します。

Bluetoothは2.4GHz帯を使用します。Wi-Fiなどほかの機器も同じ周波数帯を利用することがあるため、条件によっては通信へ影響することがあります。

車内ではスマホとトランスミッターの距離が短いため、距離不足になるケースは多くありません。しかし、接続情報の不調やほかのBluetooth機器との関係で音が途切れることは考えられます。

FM周波数を変えても同じように途切れるなら、Bluetoothの音飛びやノイズ対策も確認してみてください。

周波数の選択数は重要

FMトランスミッターを選ぶとき、音質を重視する人ほど確認してほしいのがFM周波数を何通り選べるかです。

周波数の数が多いから、それだけで内部回路の音が良くなるわけではありません。

メリットは、放送局から離れた空き周波数を探しやすくなることです。

たとえば、エレコム LAT-FMBT02BKは88.1MHz、88.3MHz、88.5MHz、88.7MHzの4ch。カシムラ KD-218は88.1MHz、88.3MHz、88.7MHzの3つから選びます。

一方、今回紹介するSEIWA BTF110は76.0~108.0MHzを0.1MHz刻みで選択できる321ch対応です。

長距離移動が多い人なら、この違いはかなり大きいでしょう。

タイプ 特徴 向いている人
3~4ch 設定が簡単 同じ地域で使うことが多い人
141ch 76.0~90.0MHzを細かく選べる 混信を避けたい人
321ch 76.0~108.0MHzまで選択できる 長距離移動が多い人

もちろん、321chなら必ず無音になるという意味ではありません。ただ、空いている場所へ逃げられる選択肢が多いのは明確なメリットです。

音量設定でも聞こえ方は変わる

もう一つ見落としやすいのが、スマホとカーオーディオの音量バランスです。

入力側の音が小さすぎると、カーオーディオの音量をかなり上げることになります。すると、音楽と一緒にFM受信時の背景ノイズも目立ちやすくなります。

逆に入力側を極端に上げると、製品によっては音が歪んだように聞こえる場合があります。

スマホ側を中~やや高めから試し、歪まない範囲で調整。そのあとカーオーディオ側で聞きやすい大きさにする方法が分かりやすいでしょう。

機器の組み合わせによって最適値は変わるので、数値を決め打ちする必要はありません。

15年以上前に使った感想

私が使っていたのは、ロジテックのLAT-FM311UWHです。

現在は販売終了している古い製品ですが、シガーソケットから電源を取り、USBメモリ内のMP3やWMAを再生できました。ステレオミニジャックによる外部入力にも対応していました。

FM周波数は76.0~90.0MHzを0.1MHz単位で設定できるタイプです。

音質について率直に言うと、「すごく音が良い」という感動はありませんでした

それでも、普通に音楽は聴けました。ドライブ中にBGMとして流す用途で、「音が悪すぎて使うのをやめた」という記憶もありません。

今の車はBluetooth対応なのでFMトランスミッターを使っていませんが、当時のようにBluetoothもAUXもない車であれば、今でも便利な選択肢だと思います。

FMトランスミッターは、高級オーディオを目指すための機器というより、古いカーオーディオを手軽にスマホ対応させる機器と考えると分かりやすいですよ。

FMトランスミッターの音質で選ぶおすすめ3機種

ここからは、「スペックは良いけれど売っていない」という機種をなるべく避け、購入しやすさも含めて3機種に絞ります。おすすめはSEIWA BTF110、カシムラ KD-218、エレコム LAT-FMBT02BKです。

3機種は価格帯や機能がかなり違います。なので単純な1位、2位、3位ではなく、「何を優先するか」で選んでください。

SEIWA BTF110、カシムラ KD-218、エレコム LAT-FMBT02BKをニーズ別に比較した表

おすすめ3機種を比較

型式 FM周波数 主な特徴 おすすめする人
SEIWA BTF110 76.0~108.0MHz
321ch
AUX、EQ、USBメモリ、microSD、液晶 音質と機能を重視
カシムラ KD-218 88.1/88.3/88.7MHz USB電源、EQ、コンパクト 安く手軽に導入
エレコム LAT-FMBT02BK 88.1/88.3/88.5/88.7MHz USB充電、12/24V、ラストメモリ シンプルさ重視

迷ったらこう選びます

音質まで考えるならBTF110を優先します。321chから周波数を選べるうえ、車側にAUX入力があればFM電波を使わず有線接続も可能だからです。

「そこまで多機能でなくていいので安く使いたい」ならKD-218。「シガーソケットへ挿してスマホ充電もしたい」という使い方ならLAT-FMBT02BKが分かりやすいでしょう。

音質重視ならSEIWA BTF110

今回の3機種の中で、FMトランスミッターの音質をできるだけ重視したい人に私が最初にすすめるのはSEIWA BTF110です。

理由の一つが、ワイドFM321ch対応です。

76.0~108.0MHzの範囲を0.1MHz刻みで選べるため、周囲のFM放送を避けながら空き周波数を探しやすくなっています。

FMトランスミッターでは、内部の音質だけを見ても意味がありません。どれだけ音声回路が良くても、近くのFM局が混ざればノイズが目立つからです。

321ch選択できるBTF110は、その点でかなり自由度があります。

さらに大きいのがAUX出力に対応していることです。

車側にAUX入力がある場合、付属のAUXケーブルでカーオーディオへ直接音声を送ることができます。

この場合、FM電波を送信してカーラジオで受信する部分そのものを省けます。

AUX入力がある車で音質を優先するなら、私はFMよりAUX接続を選びます

「FMトランスミッターの記事なのにAUX?」と思うかもしれません。しかし、読者の目的はFM電波を飛ばすことではなく、古い車でスマホの音楽を快適に聴くことですよね。

FMとAUXの両方を選べること自体が、BTF110のメリットです。

SEIWA BTF110の321ch対応とAUX接続対応を音質面のメリットとして示すスライド

そのほか、microSDカードやUSBメモリから音楽を再生でき、イコライザー、電圧表示、カラーディスプレイも搭載しています。

機能が多い分、単純なFMトランスミッターより本体は存在感がありますが、「1台でいろいろやりたい」という人には合っています。

◆ワンポイントアドバイス

BTF110をすすめる最大の理由は、「高音質」という宣伝文句ではありません。321chで混信を避けやすく、さらにAUXへ逃げられること。この2点が、無線の仕組みから見ても音質対策として分かりやすいメリットです。

手軽さならカシムラKD-218

「多機能モデルまでは必要ない。スマホの音を簡単にFMラジオへ飛ばしたい」という人には、カシムラ KD-218が使いやすい候補です。

KD-218はUSB Type-Aポートから電源を取るコンパクトなタイプです。

一般的なシガーソケット一体型とは違い、カーオーディオや車載充電器などのUSBポートへ挿して使用できます。

サイズも小さいため、アクセサリーソケット周辺を大きなFMトランスミッターで占有したくない人には便利でしょう。

Bluetoothはver.5.1。USB電源が入るとBluetoothへ自動再接続し、電源が切れると再生を一時停止するUSB電源連動機能もあります。

さらに、ノーマルモードと重低音モードの2種類のイコライザーを切り替えられます。

ただし、FM周波数は88.1MHz、88.3MHz、88.7MHzの3つです。

ここはBTF110との差がかなりあります。

普段走る地域でこの3周波数が問題なく使えるなら、操作が簡単というメリットになります。一方、近くの放送局と重なった場合、別の周波数へ逃げられる範囲は限られます。

なので、KD-218は長距離旅行を繰り返す人より、同じ通勤ルートや生活圏で使う人に向いていると考えます。

価格を抑えたい人にとっては、「BTF110ほどの機能はいらない」というニーズにも合いやすいでしょう。

定番ならLAT-FMBT02BK

もう一つ、購入しやすさを重視して候補に入れたのがエレコム LAT-FMBT02BKです。

エレコム公式サイトでも現在「発売中」として掲載されているモデルで、Amazonでも取り扱いがあります。

送信周波数は88.1MHz、88.3MHz、88.5MHz、88.7MHzの4chです。

BTF110の321chと比較すると選択肢はかなり少ないですが、毎日同じ地域で使い、4つのどれかが空いているなら十分という考え方もできます。

シガーソケットへ直接装着するタイプで、最大2.4AのUSB充電ポートも搭載しています。

つまり、FMトランスミッターとしてスマホの音楽を流しながら、同じ機器からスマホを充電できます。

12Vだけでなく24V車にも対応しているので、対応する車の範囲が広いのも特徴です。

最後に使用したFM周波数を覚えるラストメモリ機能もあります。

細かな設定や多機能さより、「シガーソケットへ挿して普通に使えるものが欲しい」という人には分かりやすい選択肢でしょう。

一方、音質面だけで評価するなら、私はBTF110を上に置きます。

LAT-FMBT02BKは4chしかないため、強い放送局と重なった地域で使う場合に周波数選択の自由度が低いからです。

要するに、音質最優先ではBTF110、手軽さではLAT-FMBT02BKという分け方です。

長距離移動しない人向けにカシムラ KD-218とエレコム LAT-FMBT02BKの特徴を比較したスライド

3機種ならどれを選ぶ?

結局どれを選べばいいのか、使い方別にまとめます。

条件 おすすめ 理由
音質を優先したい BTF110 321ch+AUX対応
長距離ドライブが多い BTF110 空き周波数を探しやすい
AUX端子がある BTF110 FMを使わず有線接続可能
コンパクトにしたい KD-218 USB電源で小型
同じ地域で使う KD-218 3周波数の簡単操作
シガーソケットから充電もしたい LAT-FMBT02BK 2.4A USBポート搭載
トラックでも使いたい LAT-FMBT02BK 12V・24V対応

私なら、音質という今回の記事テーマではBTF110を第一候補にします。

ただし、車に純正Bluetoothがあるなら、そもそもFMトランスミッターを買いません。

車側にAUXがあるなら、BTF110のAUX接続やBluetooth AUXレシーバーも検討します。

つまり、「FMトランスミッターの中で何が一番いいか」を考える前に、自分の車でFMを使う必要が本当にあるかを見るのがおすすめです。

高音質モデルを選ぶポイント

今回紹介した3機種以外を選ぶ場合でも、確認するポイントは同じです。

周波数の選択幅

FM接続を使うなら、私は最初に周波数の選択幅を確認します。通勤など限られた地域で使うなら3~4chタイプでも十分な場合があります。

一方、旅行や出張で県をまたいで走るなら、141chや321chのフルバンドタイプの方が扱いやすくなります。地域が変わればFM放送局も変わるためです。

AUX出力の有無

音質を優先する場合、AUX出力はかなり魅力的です。車側にもAUX入力が必要ですが、利用できればFM電波の区間そのものをなくせます。FM放送との混信が原因でノイズが出ているなら、AUXへ変えるだけで原因を一つ丸ごと排除できます。

イコライザー

重低音モードや複数のイコライザーを搭載するモデルもあります。これは自分好みの音色へ変えるには便利です。ただし、イコライザーはFM放送との混信を消す機能ではありません。まずノイズが少ない周波数を選び、そのあと好みの音へ調整するのが順番です。

電源方式

FMトランスミッターには、シガーソケットへ直接挿すタイプと、USBから電源を取るタイプがあります。シガーソケットタイプはUSB充電器を兼ねる製品が多く、スマホを充電しながら使いやすいのがメリット。USB電源タイプは本体を小さくでき、アクセサリーソケット周りがすっきりしやすいです。自分の車のUSBポートやシガーソケットの場所を見て選んでください。

音質を改善する使い方

周波数、音量、電源、Bluetoothの順にFMトランスミッターのノイズを確認する手順

すでにFMトランスミッターを使っていて音が悪いなら、買い替える前に次の順番で確認してみましょう。

別の周波数を試す

一番最初に試したいのは周波数変更です。車のFMラジオだけをつけて、放送が入っていない場所を探します。その周波数にトランスミッターを合わせてください。別の場所へ変更するだけでザーザーというノイズが減るなら、製品の故障ではなく混信だった可能性があります。

スマホ側の音量を確認する

スマホ側が小さすぎるとカーオーディオ側を大きくすることになり、ノイズも一緒に目立ちます。

逆に上げすぎて歪む場合もあるので、少しずつ調整してください。

充電ケーブルを外す

スマホを充電しているときだけノイズが出るなら、一度ケーブルを外します。

変化があれば、USB充電器や電源系統が関係している可能性があります。

Bluetoothを切り分ける

FM周波数を変えてノイズが変化するならFM側。

どのFM周波数でも同じように音が途切れるならBluetooth側も疑います。

こうやって原因を一つずつ分けていけば、「高い機種に買い替えたのに症状が変わらない」という失敗を避けやすくなります。

安全に操作してください

周波数変更、ペアリング、スマートフォン操作などは、必ず安全な場所へ停車して行ってください。運転中に画面を注視したり機器を操作したりするのは危険です。また、製品仕様や販売状況は変更される場合があるため、購入前にはメーカー公式サイトと販売ページで最新情報をご確認ください。

FMトランスミッターが向く人

FMトランスミッターが向いているのは、BluetoothやUSBオーディオのない古い車を手軽にワイヤレス化したい人です。

カーオーディオを丸ごと交換しなくても、FMラジオさえあれば使えるのが最大の魅力。

中古車、仕事用の車、家族から譲ってもらった少し古い車などでも導入しやすいですよ。

逆に、純正Bluetoothがあるなら、基本的には直接Bluetoothへつないだ方がよいでしょう。

私自身、以前の車ではFMトランスミッターを使っていましたが、現在は車載Bluetoothがあるので使っていません。

「高音質だからFMトランスミッターを使う」のではなく、古いカーオーディオを低コストで便利にするために使う。この考え方なら、製品を選びやすくなると思います。

FMトランスミッター音質のFAQ

Q1. FMトランスミッターはBluetoothより音質が悪いですか?

A. 車載オーディオへBluetoothで直接接続できるなら、FMトランスミッターを介すより直接接続の方が音声経路が少なく、音質面では有利になりやすいです。FMトランスミッターではBluetooth受信後にFMへ変換し、さらに車側のラジオで受信する工程が加わります。

Q2. 一番ノイズが少ないFM周波数は何MHzですか?

A. 全国共通の周波数はありません。地域ごとにFM放送局が違うからです。その場所で放送が入っていない周波数を探すことが大切です。長距離移動が多いなら、多くの周波数から選べるモデルが便利です。

Q3. BTF110はなぜ音質重視の人におすすめなのですか?

A. 76.0~108.0MHzを0.1MHz刻みで選べる321ch対応で、混信を避ける自由度が高いためです。さらに車側にAUX入力があればFMを使わず有線接続できます。この2点を重視して、今回の3機種では音質重視の第一候補にしました。

Q4. 安いFMトランスミッターでも大丈夫ですか?

A. 普段使う地域で空き周波数が確保でき、必要な機能を満たしていれば、安価なモデルでも十分使える場合があります。ただし、周波数の選択肢や電源方式、自動再接続などは確認してください。価格だけでなく、自分の利用環境に合うかを見ることが大切です。

Q5. 結局おすすめはどの機種ですか?

A. 音質や機能を優先するならSEIWA BTF110、安くコンパクトに使うならカシムラ KD-218、シガーソケットへ直接挿してシンプルに使うならエレコム LAT-FMBT02BKがおすすめです。購入時はAmazonなどの販売ページで在庫と価格を確認してください。

FMトランスミッターの音質まとめ

FMトランスミッターは、USB、AUX、純正Bluetoothなどの直接接続と比べると、音質面では不利になりやすい方式です。

ただし、空いているFM周波数を選び、適切な音量へ調整し、電源ノイズを避ければ、車内で音楽を楽しむには十分使えるケースも多いです。

私自身、15年以上前にFMトランスミッターを使っていましたが、「最高の音質」ではなくても普通に音楽を楽しめました。

これから購入するなら、次の基準で選ぶと迷いにくいでしょう。

音質と機能を重視するならSEIWA BTF110

安くコンパクトに導入するならカシムラ KD-218

シンプルな定番モデルならエレコム LAT-FMBT02BK

特に、音質を考えるなら「Bluetoothのバージョン」より、FM区間で混信を避けられるかを見ることが大切です。

そして、いくら高性能でも購入できなければ読者にとっては選択肢になりません。今回はスペックだけでなく、実際の購入しやすさまで考えて3機種を選びました。

まずは自分の車にAUX、USBオーディオ、純正Bluetoothがあるか確認し、それらが使えない場合にFMトランスミッターを検討してみてください。

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レオ

Wireless Tech Note 運営者 無線技術や通信の仕組みを、できるだけやさしく整理して発信しています。第一級陸上無線技術士・基本情報技術者の知識と、RF設計・EMC実務の経験を活かして記事を作成しています。

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